スゴイと思う人の共通項

すごいなと思う人はたくさんいるけど何か共通点とかあるのだろうか。僕の場合は同じ学年で凄いと思う人がたくさんいてその年に産まれてたことは本当に人生で一番良かった事だと思っている。一年違ったらまた全然違う考え方になっていただろう。なので、僕が本当にすごいと思う人はほとんど同じ学年のひとか、もしくは同じ年周辺に産まれた人である。それ以外の人もすごいと思う人はたくさんいるけど、感覚的に遠い。近さを感じないので、直感的な凄さというものを感じないのである。じゃあそういう人達に何か共通点はあるのかということで思いついたことを書いてみる。

1.自分だけの強みがあってその強みを掘り下げる

だいたいスゴイというのは自分よりも何かができるとか、そういうことだと思う。普通の事はちょっとやれば誰でも普通にできてしまうので、そうでなくて普通な事をとことん突き詰めているひとはすごい。これは何ができるかという対象は結構些細な問題で、例えば料理が物凄く旨くてひたすら料理をしているとか、文章が旨くて文章を書くことを毎日しているとか、要するに少しであれば誰でもできることを毎日毎日積み重ねてやっていくというのは大変な事で、すごいと思う人はだいたいそれができている。

2.毎日の密度が濃い

僕は結構怠け者なので休みの日もそうだし平日でもだらだらと生きているんだけれども、スゴイと思う人は毎日何か新しい事をしていたり発見したりしている。たぶんアンテナが高いのと好奇心が強いんじゃないかと思う。それに加えて単純にバイタリティがある。好奇心があってもバイタリティが無ければ結果として残らないので、その二つを兼ね備えると自然とすごい人になる。そしてその結果毎日の密度が濃くなる。

3.謙虚さ

すごいなと思う人は自己評価が低い人が多い。とても多い。きっとそういう人にはその人よりももっとすごいが居て自分はまだまだだなと思う感覚があるんじゃないかと勝手に想像している。結果としてスゴイ人は皆謙虚である。知っている事があるという事よりも、知らないことが沢山あるという事を自覚しているんだろう。すごいなと思う人程自分の話をしないで人の話を謙虚に聞くし、そうした姿勢があるからこそさらに色々な事を知って、そして知らない事が沢山有ると言う事を毎日考えていると思う。

4.好奇心・発見力がある

普通は知らないような情報を知っているというのも、スゴイと思う人の特徴である。どういう事かと言うと、テレビを通して入ってくる情報は大体誰でも知っているし、ヤフーニュースで流れてくる情報も割と沢山の人が知っている。なので、例えば自分がテレビやヤフーニュースを見ていなくても、人を通してその情報が自分の耳に入ってくる確率というのは非常に高い。それ故、普通は自分から情報を集めにいかないと、そのような大衆的に知られている情報しか自分の耳に入ってこない。しかし、凄い人というのは、決してテレビやヤフーニュースで流れて来ない情報を毎日キャッチしている。それだけ好奇心が強く、また常にアンテナを高くしているため、希少な情報を見つけやすいのではないかと思う。

5.センスが良い

何かしらセンスが良いというのも凄い人の特徴だと思う。センスが良いと言うと、例えばインテリアの選び方が格好良いとか、ファッションセンスがあるだとか、そう言うことを思い浮かべてしまうが、ここで言っているのはそれだけではない。全ての物事についてセンスの良さというのはあると思う。特に僕が思うのは、行動のセンスが良いということだ。同じ行動をするにしても、やり方は人それぞれであって、同じことをどうやってやるかと言うのは、千差万別だと思う。行動は人を表すと言うし、僕は行動のセンスが良いひとは本当にすごいなあと思う。

6.時間を無駄にしない

総合的に、凄い人と言うのは時間の価値をとても大切にしているように思う。時間は誰に対しても平等でありながら、その使い方というのは人によって全く異なる。時間は貯蓄できないし、何もしなくても次の日は晴れたりするので、案外のらりくらりと毎日過ごしてしまいがちだが、時間は平等であるからこそ最も大事なのだ。凄い人と言うのは、その大切さを理解して、しっかりと時間を投資できている。


思いつくまま、スゴイと思う人の共通項を6つ程書いてみた。こうして書いてみると、自分に出来ていない事が6つ並んだような気がする。要するに、僕は自分に出来ていない事が出来る人をスゴイと思うっているという訳である。それも当然で、自分にできていることが同じようにできる人がいたとしても、すごいとは思わないだろう。誰かをすごいと思うと言う事は、自分が起点となって産まれる感情だということです。