「ブログの色」という妄想について

ブログの更新頻度についてあまり言及した事は無かったのですが、僕のスタンスとしては質と量の双方を担保すること、つまり、毎日更新する為一つの記事の質を落としたり、逆に一つの記事の質を高める為に更新頻度を落としたり、この双方が起こらないようにバランスに気をつけるようにしております。しかし裏を返せばこれは、僕自身どちらか一方に注力できないことの妥協案でしかなかったりします。
ブログなんて気分で書く物なので、毎日短いブログを書いていると長文を書きたくなるし、下書きを暖めて長文を書くと、更新しない頻度が気になるようになるものです。少なくとも僕の場合は。
この記事を読んでおりましたらブログの更新頻度についてうーんそうだよねえと思わず首を立てに振ってしまいました。

  • ブログ文化の再活性化の鍵は、やはり更新頻度
  • しかしそれでも、「毎日何かしらのアクションがあるのがウェブサイトの面白み」という、9年前にid:jkondoが語った言葉は今現在も通用すると思う。

はてなブログは、9年前、はてなが捨てた選択肢かも - そっと、はてなブログ

すごい分かりました。納得感。
よく考えたらインターネット上の存在のおはなしで、更新の無いブログって存在が薄くなってしまうような、勿論長く読まれる記事というのもあるんだけど、インターネットでは毎日新しい情報が流れてきますし、新鮮であると言う事は価値ある事だと思いますし、人は新しい情報を探す為にインターネットをするんじゃないでしょうか。どうなんでしょう。
ブログには色があると思っていて、その色というのは書き手の人間味であって、長文を適度な頻度で書くひとと、短い記事をポンポンと書くひとがいると思いまして、ここに優劣の差があるとは全く思っていません。リアル・コミュニケーションが人の性格に影響されるのであったら、ブログ・コミュニケーション、そもそもそんなものがあるかどうか知りませんが、それというのはブログの色に影響されると思うのです。その色と言うのは先ず更新頻度であったり、ブログのジャンルであったり、使っているブログのサービスであったり、ということです。
僕がブログを読んでいて面白いなあと思うのは、このブログの色がハッキリしている人であることに間違いはないなあと思っております。色がハッキリしていると言うのは、今述べた更新頻度であったり、ジャンルであったり、サービスであったり、そうしたファクター毎が何か一貫しているということだけではなくて、そうした要素が重なり合ってインターネット上でその人を形作っている色のことです。
基本的には長い事ブログを書いているとブログの色がハッキリしていくるんじゃないかなあと思っていて、勿論、過去記事が一定量無ければそもそも判断が出来ませんから当然なんですが、そういう意味では僕のブログにも色があるのかなあと思いながら、今日もブログに色を塗るのかなあと思います。