グロービスで思考の枠組みとイシューを押さえることの重要性について学んできた

実は、この10月からグロービス経営大学院に通い始めていた。一部の人には話していたが。
グロービス経営大学院(ビジネススクール)|創造と変革のMBA
通い始めたと言ってもぼくは単科生なので、受講しているクラスは「クリティカル・シンキング」だけである。
クリティカル・シンキング」って要するに、ビジネスにおける思考方法のトレーニングである。
会社の研修とかでも「問題解決の手法」系の名を冠した研修があると思うが、アレの上位互換である。

クリティカル・シンキングでは、ビジネスを考えるうえで基本となる論理思考力(コミュニケーション力・問題解決力)を強化するための、論理構造を作る各思考技術、およびそれらの手順を学びます。具体的には、 「問題・事象を構造的に捉える」「事象を分け、傾向や偏りを把握して注目すべき箇所を絞り込む」「事象が発生する因果関係を見極め効果的な打ち手を考える」手法等を演習形式で学び、それを実務で使えるレベルにまで高めていきます。(グロービスHP)

ケースメソッド的なディスカッションが多く、集ってくる人も学ぼうとするモチベーションが高いので、かなり活発。
研修とかは知っている事があると斜に構えてしまう方なのだけど、折角なのでゼロベースでクラスに潜ってみる事にしている。
結局、その方が得られるものが多いと思う。

クリティカル・シンキング Day1

んでんで、先週の土曜日に初めてクリシン*1のDay1*2のクラスを受けてきた。
正攻法の思考方法を学ぶという意味では、なかなか面白かった。いや、かなり、かもしれない。
ぼくも、自分なりに問題を考えるときの定型パターンがあるのだけど、それを補強できる加えて、新しい目線も得られた。
そして昨日はクラス生のひと達と一緒に勉強会もやった。*3

この勉強会が良い。
クラスで腑に落ちなかったことを、再度ディスカッションすると、何より、身に付く。
1週間後に復習するというのは、僕の経験則からしてもかなり効率が良い。
クラスは原則隔週なので、間の週はできるだけ勉強会をやっておきたいなと、思った。

クリシンで学んだ問題解決の流れ

さて、前置きが長くなったが、クリシンDay1で学んだ「思考の枠組み」と「イシューの重要生」について、自分の捉え方を復習しておく。
問題解決に至る基本的な思考の流れはこうなる。

  1. 解決すべきイシューを押さえる
  2. ファクターを列挙(解決策、問題の構成要素、事実、データなど)
  3. 問題解決に最適な枠組みを設定する
  4. コアとなるキードライバーを掴む
  5. 枠組みを使って得られた根拠を用いて、キードライバーをロジカルに支え、問題解決索をアウトプットする
1.解決すべきイシューを押さえる

イシューが明確になっているにも関わらず、思考の過程で末端のイシューに集中してしまうと悲惨な事になる

  • 問題解決に寄与しないばかりか、時間ばかりかかかる
  • 小さなイシューに意識が集中し、解決策の幅が狭まる。

このような惨事を引き起こさないためにも、イシューは必ず押さえる、そして押さえ続ける、ということが何より重要となる。
イシューを外す自信がある人は、mtgの場でホワイトボードの上辺にでも大きく書いておけば良い。

2.ファクターの列挙

ここは、実は3項の「問題解決に最適な枠組みを設定する」と順番が前後する場合がある。
しかし、僕はどちらかというとアイデア拡散してから枠組みに当てはめていきたいタイプなので、先にこちらを持ってきた。
ここで言うファクターの列挙とは、イシューに関する解決策、問題の構成要素、事実、データなどを、先ずは拡散的に洗い出す事だ。
ここでは枠組みはあまり気にしない。
ブレスト的に、時には酒でも飲みながら、色々なアイデアを出せば良いと思う。

3.問題解決に最適な枠組みを設定する

ファクターをある程度列挙できたら、用いるべき枠組みを設定する。*4
ここで言う枠組みとは、俗にいうビジネスフレームワークと同義だと思ってよい。

ビジネスフレームワーク - 経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組み。MBAなどで教わるビジネスに必要とされるロジカルシンキングや発想法などを体系的にまとめたもの。(Wikipedia)

参考リンク(以下の記事はとても良い記事で、たまに読み返してあーそうだよなとなる)

事業戦略上のイシューを考えるのであば、例えば、以下のような枠組みを用いる。

列挙したファクターを分析し、どのような枠組みが適切かを考え、設定する
そして設定した枠組みに洗い出したファクターを当てはめていき、ロジカルに思考を深めていく。

4.コアとなるキードライバーを掴む

枠組みを用いてファクターを細分化したら、キードライバーを掴む作業に入る。
メリット、デメリット、ROI、実現可能生、有効性など、事実を元にした比較検討を行い、最適な解決策を探る。
同時にこの段階で反証も挙がってくるため、アウトプットのために反証要素も押さえておく。
ドライバーの分解の仕方なんかは、コチラの記事を参照されたし。

ブログの記事が面白く、学生だった頃から、スゴイなーと、拝見している。ボクもこんな風になれるか。

5.枠組みを使って得られた根拠を用いて、キードライバーをロジカルに支え、問題解決索をアウトプットする

キードライバーを掴んだら、最終的なアウトプットを行う。
枠組みを使って得られた根拠、事実、データを用いて、自らの主張・問題解決策を補強する。
気を付けたいのが、枠組みをそのままアウトプットに適用しないことだ。
枠組みを用いて問題解決策を探る過程をそのままアウトプットしたものは、最善のアウトプットではない。
アウトプットする時には、アウトプットの枠組みを使う。例えば

  1. CREC法
    1. conclusion(結論)
    2. reason(理由)
    3. evidence(根拠)
    4. conclusion(結論)

など。

終わりに

実は、これ以外にもコンテンツはあったのだが、自分として一番面白く思ったのはこの部分であった。
今はまだDay1で余裕もあるのだが、Day4ではレポート提出があってこれがかなり重いと聞いた。
状況的にこなしていけるのか不明ではありますが、頑張っていきたい所存です。*5


[新版] MBAクリティカル・シンキング

[新版] MBAクリティカル・シンキング

*1:グロービスの共通用語として大体の略語が決まっている。でもクリシンはださいと思う。

*2:グロービスではクラスの開講日を「第〜回」ではなく「Day1」とか「Day2」と言う。こっちはかっこいいと思う。

*3:下半分にだばーっと資料を拡げているのがぼくです。すみません。

*4:2と3の順序は人によっては逆になる可能性がある。僕はこの順番の方が好きなのでこうした。

*5:いつもブログの締めで迷う…