自分の姿は他の人からどう見えているのかという事を考える

少し前の記事ですががてなの近藤社長が書かれていて、とても共感しました。

弱みを消すこと、強みを伸ばすこと - jkondoのはてなブログ

僕の経験から言うと、これが自然に出来ている人ほど強いなァと思う事が多い気がします。なぜかと言うと、弱みを克服して普通のレベルまで引き上げる事よりも、強みを伸ばして他の人に出来ないレベルに持って行く事の方が、より難しい事だからです。

僕は割と器用貧乏と言うか、全ての事に対して弱みをなくすような方向になってしまうことが多いタイプかと思います。頭ではこの事が分かっていても、どうしてもそうなってしまいがちなのです。

なぜなら、やはりその方が簡単で、努力の時間も短く済むからです。弱みを克服すると言うのは、目標も明確だし、それを達成した後の自分の姿を想像し易いものです。

自分の強みとは

自分が得意じゃないものを克服することに時間を使うよりも、好きで思わずやり続けてしまうような、自分の強みを伸ばす時間の割合を増やしていこうと、優しい友人たちのアドバイスを通じて最近感じています。

伸ばすべき自分の強みとは何だろうと考えた時に、直ぐに思い浮かぶ人は羨ましいなと思います。僕の場合、よく周りの状況を見てから行動できることは、他の人よりも少し自信があるのですが、こういう性格面での長所というのは、どうやって伸ばしていけば良いのか難しい。

例えば技術があったり、リーダーシップがあったり、ファシリテーション力があったり、そういうものは、本人に取っては後付けの強みである場合があります。こうなりたいから、そういう能力を身につけるよう努力した結果であるとか。

その場合、自分に取ってはそれは天然の強みとしての意識ではないかもしれませんが、他の人から見ると、際立った長所になっているのかもしれません。近藤社長が書いてれているのはそこのところだと思います。

自己評価だけじゃ分からない

最初はむっとして、自分の努力を分かってもらえない、という気持ちになったのですが、時間が経つとだんだんその通りかも知れないという気持ちが増してきています。
ほかの自分をよく知ってくれている人からも、「こういう部分が近藤さんの良い部分なんじゃないの」と指摘をしてもらいました。

自分が回りからどう見られているかというのは、案外分からないものです。僕も、自己評価と他人からの評価が違っていたりして、そうじゃないんだよね、と思う事が良くあります。

でも、自分がどう思っていようと、自分の姿を見るのは周りの人ですから、他人の視点をというのはやはり大事です。いくら自分では違うんだ、と思っていても、他人からそう見えているのは、紛れも無い事実です。

自分の思っている姿と、他人から見える姿のギャップと言う事については、人は他人の事を行動で評価するしかないからだと思います。

[名言] 他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない[名言コツコツ]

良くも悪くも、自己評価と他人から見える姿と言うのは違う物であり、それは自分が思うよりも良く見えていたり、逆に悪く見えていることもあり得ると言う事です。

ですから、そうした周りの人の意見というのは、できるだけ参考にしていければなァと思います。