情報発信において一番大事なのは「信頼される人」になると言うこと

インターネットでリアルタイムのコミュニケーションが加速して行くと、色々な情報が瞬時に拡散していくようになる。
沢山の情報を得る事が出来ると言うのはインターネットの大きなメリットだけど、同時にそれが「信頼できる情報」なのかという問題も発生する。
新聞やニュースがソースになっていれば信憑性は高いと言う事ができるけど、中にはソースが不確定なまま流れる情報もある。
その時に自分が一つの簡単な判断の基準としているのは

「信頼できる人」

がその情報に対してどんな反応をしているかということだ。
この人はこれまで根拠のある情報発信をしてきたから、この人がその情報を発信していれば、根拠に基づいている可能性が高いと演繹できる。
もちろん一番はソースを当たる事だけど、その前段階で、これは僕の中で一つの判断基準になっている。
ということは、根拠に基づいて主張を行う人の情報発信を追いかけると言う事は、それだけ良質な情報を効率よく収集する事が出来ると言う事だ。
これは、いわゆるキュレーターの動向を追うということに似通っている。
自分でインターネットをする時に、色々なラインから文字情報を集めるけれど、一番面白いのはやはりそうして信頼できる人が情報発信を追うということだ。
そしてそうした人達は早い段階で良質な情報をキャッチするため、様々な興味深い情報を、例えば拡散前に知ることができるようになったりする。
これは自ずと、一次情報、すなわち信頼できる元の情報に近付くということでもある。
繰り返し拡散されてきた情報は3次情報、4次情報であり、それだけ不確かなソースも混ざってくる事が考えられる。
しかし常に一次情報に近いものを知る事が出来れば、それが信頼できる情報なのか判断する事も容易になる。
そう考えると、常に根拠を以て情報を発信すると言う事は、それだけ多くのひとに信頼されるようになるということである。
当然、情報を追う側よりも、情報を発信する側の方が、ハブのように沢山の良質な情報が集ってくる。
情報のハブとなって良質な情報に触れたいのであれば、先ずは日頃から根拠のある情報発信を行い、

「信頼される人」

になるということが重要なのだ。