史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル


バリバリの自己啓発本を何種類か持っている。それは例えば『眠りながら成功する』であったり『7つの習慣』であるのだけれど、この『史上最強の人生戦略マニュアル』もその内のひとつ。名前と、本の厚みが丁度良い。良書というものは、本質的な部分を言い当てているからそう呼ばれる側面があって、良書と呼ばれるものを何冊も読むと、よく既視感に襲われたりする。僕はこの既視感を結構当てにしていて、色々な本で繰り返される主張は比較的信頼することにしている。ただ面白いのは、それぞれの本によって著者が重点を置く箇所が異なるという点だ。
例えば『7つの習慣』であれば、人間としての基本的原則を遵守することが一番の基本だとされている。原理原則を守った上で、自分の影響力を高めていくことによって、自分の行動によって環境を変化させることができるようになるとかそういった内容だ。それから『眠りながら成功する』の場合は、自分の意思を繰り返し頭の中で描くことが重要だとされている。昔から、人間が脳の中で描いてきたイメージは、必ず実現されてきたという例を挙げ、常に自分の要求するもののイメージを抱くことの重要性が説かれている。少なくとも僕はそう認識している。
ではこの『史上最強の人生戦略マニュアル』で重点が置かれている箇所はどこなのか。それは、結果を変えたければ今すぐに行動を起こすべきだという点だ。本の中で何度も述べられているのが

  • 全ての結果は自らの選択によって引き起こされる
  • 結果を変えるためにはすぐ行動を起こす必要がある

この辺り。特に何回も繰り返されるのが、すぐに行動すべきということ。

自分が望むものを特定して、要求できるようになるのに、多分今以上に適切な時はあなたの人生にないだろう。

要するに悩んでいる暇があったらすぐにやれってことで、なかなか自分の意思を行動に移せない毎日を送っている僕にとっては、本当に耳が痛い話。僕は本当に行動力が無い人間だから、来年こそは自分の行動によって一つでも要求を達成したい。頑張る。

つねに成功している人は、情熱を持ってゲームに挑む。彼らは、胸を高鳴らせて行動を起こす。エネルギッシュに行動する。彼らは目標はもちろんのこと、それまでの過程にも情熱を注ぎ、最初から最後まで成功し続ける。
こういった人たちにとって、目標の追求は仕事ではないし、うんざりすることでもない。目標の追求は愉快で面白いことなのだ。こうした人たちは、夜になるとしぶしぶ眠り、朝が来ると、自分が求めるものを手に入れようと、ベッドから飛び出す。

たまにこういう人を目にすることがあるけど、そういう人たちは本当にすごいし、尊敬する。そこまでいってしまうと逆に悔しいという気持ちも起こらず、ただただ尊敬して終わる。相手が自分と同年代だったりすると尚更だ。ただ、彼ら自身は全然満足感なんて感じていないのだと思う。満足していないから自分の要求のために行動するというサイクルが彼らの中にはあって、そのスピードが人より速いため、傍から見るとすごいことをしているように見える。問題は自分がいかにそのスピード感を手に入れるかだ。


なんか本の内容から逸れた気もするけど、いつものこと。まとめられるようにこれからも頑張る。


参考リンク
「史上最強の人生戦略マニュアル」の感想というかまとめというか - あんだあどらいぶ
大好きなこと:史上最強の人生戦略マニュアル1について - livedoor Blog(ブログ)