アイデアのつくり方
作者:ジェームス・W・ヤング
出版社:阪急コミュニケーションズ
発売日:1988/4/8
評価:★★★★☆
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 91人 クリック: 1,126回
- この商品を含むブログ (377件) を見る
重要な要素は、以下の2点。
即ち、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。
このことを覚えておくと、アイデア作りに対する抵抗感が綺麗さっぱり無くなると同時に、新しいアイデアが要求された時のとても重要な武器となる。
アイデアを生み出すという行為は、どちらかと言えば水平思考に近い。そして水平思考は、事象に対してある程度のブレイクスルーを必要とする。しかし既存のアイデアを組み合わせるという行為は、どちらかと言えば垂直思考寄りである。そして垂直思考を一定の深さまで掘り進めていった結果生まれたアイデアが、水平思考を広げた時に比べて価値が劣るということはない。故に、新しいアイデアというのは、考えさえすれば誰にでも生み出すことができるものと言うことができる。というトンデモな仮説を立ててみたが、どうだろう。
アイデアの作られる全過程ないし方法
本書から得られる最重要エッセンスが、以上の過程・方法である。発想法に関しては色々な本が出ていたりするが、まとめるとこの五段階である。そしてこの方法は、今も昔も変わらないアイデアのつくり方の大原則として利用されている。アイデアに煮詰まったらこの過程を意識してみると良い。まずは情報収集、そして加工、放置、誕生、具体化、である。
追記
読む本がなくなるのは嫌なので、セブンアンドワイでちまちまと注文していたら、大量の本が積み上げられてしまった。と同時にお金をどんどん消費してしまっていることに気が付いた。本代が給料の1〜2割を占めてしまっているという状況。ただ自己投資は惜しまないことにしているので、気にしないことにした。20代でできるだけ自己投資して、30代になったら稼ぎにいく、と友人が言っていた。僕もそういう人生プランを描きたい。