新入社員の"朝"活用法
最近研修中に受ける資格試験の勉強をしていることもあって、中々自分の時間が確保できないでいた。
そもそも会社から課せられた業務で自分の時間が削られるのが僕はあまり好きなじゃない。会社に関する事は会社の中で完結させたいのだ。
とは言っても、同期全員が受ける試験でまさか落ちる訳にもいかないということで、プライベートの時間を削って研修の勉強しているわけだ。
ところで、僕は夜は勉強等は一切せずに、朝に勉強することにしている。
どういうことかと言うと、僕は４時半起床/２２時就寝というリズムで生活している。明らかにおかしい。
しかし僕が夜ではなく朝に勉強しているのには、それなりのわけがある。
ということで今回は「新入社員の"朝"活用法」ということで、思っていることを書いてみる。
コンテンツ
１、なぜ"朝"活用か
２、"朝"活用にはこんなメリットがある
２-１、駅・電車編
２-２、時間編
２-３、気分爽快編３、朝の時間を活用するために具体的にどうしたら良いのか
３-１、大事なのは「夜の過ごし方」
３-２、起きたら何をするのか
１、なぜ"朝"活用か
まず何故"夜"ではなくて"朝"なのか、ということだが、これには大きな理由が二つある。
一つ目の理由は、会社で１日中働いて家に帰ってくると、疲れていて何かアクションを起こす気にならないということだ。
僕なんかは仕事が終わると今日もよくやったな〜という気分になり、それからもう一頑張りするという気力は残っていない。
また、例え体力的にはまだ余力が残っていたとしても、１日働いたあとは間違いなく脳が疲れており、読書や勉強をするとしても効率が落ちてしまう。
二つ目の理由は、夜の自室というのは誘惑が多いということだ。
仕事から帰ってきた時の自分の部屋というのは、とにかく誘惑が多い。
テレビ・インターネット・ゲーム・漫画・映画鑑賞など、人によってその誘惑は様々だろうが、僕は家に帰ってくるとどうしてもこの誘惑に負けてだらだらと怠けてしまう。
故に僕は、夜に勉強などの生産的な活動をするということをすっぱりと諦め、いっそのこと全部朝に回してしまおうと思ったわけだ。
夜に比べて、朝というのはこれといってすることがない。
テレビは普通のニュースしかやっていないし、まさか朝からゲームをしたり漫画を読んだり映画鑑賞を始める人は中々いないだろう。
ちなみに僕は一人暮らしであり、加えてある事情(住んでいる場所的な)により新聞をとることが出来ない状況にあるので、新聞を読むということもない。
そういった訳で、朝は特にすることが無いので、朝食を食べて身だしなみを整えたらすぐに家を出ることになる。
そうすると、会社に着く前にマクドナルドやカフェなどに行って時間を潰すしかなくなり、結果としてそこで勉強する時間が生まれるのである。
このような個人的な事情も含め、僕は"朝"を活用することを推奨している。
では次に"朝"活用によるメリットを挙げてみる。
２、"朝"活用にはこんなメリットがある
朝の時間を活用すると、こんなにもたくさんのメリットがある。
簡単に３つに分けて書いてみた。
２-１、駅・電車編
朝早く家を出ると、確実に電車が空いている。
人によって通勤時間はまちまちだろうし勤務地によって差はあるだろうが、都内であれば６時半までに電車に乗れれば、乗り換えまでの最初の電車は座れるのではないだろうか。
ちなみに僕は毎日５時半くらいの電車に乗っているので、車内はガラガラである。
座席一列に自分だけということがザラだ。
鞄を横において足を組んでも誰にも迷惑が掛からないと思う（混んでいたらそんなことはしないが）。
そしてまた駅自体も空いていて、電車に乗るために列に並ぶこともなく、慌しいサラリーマンを見てこっちまでせかせかした気分になることもない。
さらには電車に人がいないので、痴漢に間違われるといったことも有り得ず、電車事故に巻き込まれる心配もさらさらない。
万が一電車事故で遅延が発生したとしても、元々早い時間に乗っているので会社に遅刻するということもない。
このように、"朝"活用のメリットは電車における比重が非常に大きい。
２-２、時間編
時間という視点で"朝"活用のメリットを挙げてみる。
まず余裕を持って行動できる。
僕は朝急いで会社に出かける支度をするのが嫌いだ。
朝食はのんびり食べたいし、入念に歯磨きをしたいし、髪型もしっかりセットしたい。
時間ギリギリに出発しようとすると、どれも慌しく行わなければならない。
ところが朝の時間を活用することによって、余裕をもって朝食を食べ、入念に歯を磨き、シャワーを浴びてひげを剃り、しっかりと髪型を整えることができる。
また夜に勉強や読書をするという予定を立てておくと、何か用事が入った時に、その日のタスクの遂行を断念せざるを得なくなってしまう。
ところが夜に予定を作らず朝行動するようにしておくと、毎日確実に自分の時間を確保できるのだ。
仕事終わりに飲み屋で友人と駄弁るのが好きな僕にとっては、飲み会があっても毎日一定の勉強時間を確保できるのがこのシステムの素晴らしいだと思う。
仕事が終わった後に何かする予定を立てておいても、毎日同じ時間に帰宅できるわけではないだろう。
そのせいで「毎日〜時間は勉強するぞ！」という目標は崩れ去り、昨日は３時間参考書を読めたけど、今日は何もできなかった…なんていうことがなくなるのだ。
"朝"活用は毎日確実に自分の時間を確保できる。
例えば朝の２時間を確保したとすると、単純計算で平日だけで１０時間の自分の時間が生まれる。
簡単な参考書などだったら軽く１周はできるのではないだろうか。
本を読むにしても、１０時間あったらだいぶたくさんの本を読むことができる。
「自分の時間を毎日確実に確保できる」
これが"朝"活用の最大のメリットだ。
２-３、気分爽快編
やはり早起きすると気分が良い。
晴れた日の静かな朝なんて特に最高だ。
鳥の鳴き声なんかを聞きながら遊歩道を歩くだけで気分爽快になる。
時間ギリギリに起きてせかせかと駅に向かっていくと、そんな事を考える暇もないだろう。
また早起きすると体力・気力ともに充実し、毎日しっかり生きている感覚が生まれる。
しっかりと自己管理できているという実感から、充実感も生まれる。
朝活用は、気持ちの面でもメリットをもたらしてくれるのだ。
３、朝の時間を活用するために具体的にどうしたら良いのか
３-１、大事なのは「夜の過ごし方」
朝だ朝だと言っておきながらいきなり夜が大事だとは何を言っているのんだと思うかもしれないが、僕が朝の活用を考える上で一番の肝だと考えているのは"夜"の過ごし方だ。
まずなんと言っても早起きするために一番重要なのはしっかりと睡眠をとることだ。
僕はなるべく６時間の睡眠時間を確保することを目標としているが、たとえそれができなくても、なるべくそれに近い睡眠時間をとることにしている。
そして夜の過ごし方として同様に重要なのが、怠けないことである。
テレビを見たりインターネットをしたりゲームをしたりするのは多いに結構だ。
しかしだらだらと続けてはいけない。
「今日は頑張ったからだらだらするか〜」は禁則事項である。
朝の活用は一日一日が連動している感覚が重要だ。
一日怠けてタスクをおろそかにすると、そのリカバリには大変な労力を要する。
土日が休みならば、金曜日までは怠けずに過ごすことが必要である。
そして次に、夜は仕事をしないことだ。
どうしても今日の夜までに終わらせなければならないことを除き、１時間あれば終わるとわかっている仕事があるのならば、思い切って早く寝てしまい、朝起きてから片付けるべきだ。
夜に仕事をするとその後のんびりしたくなってしまい、結果的に早起きのサイクルを崩すことになる。
また次の日の支度は前日に済ませておき、やるべきタスクも書きだしておくと良い。
そうすれば、次の日の朝にタスクを確認して、修正すべき点があれば修正するだけで済むし、夜と朝とで時間を変えてタスクを確認することで、自分の頭の中を客観視することができる。
これが"朝"活用の肝である「夜の過ごし方」だ。
その他睡眠に関してはこことかを参照すると良い。
３-２、起きたら何をするのか
では、早起きできた。その後はどうすれば良いのか。
この辺りは正直人によりけりだと思うので、ここでは僕の朝の過ごし方を書く。
僕はまず４時半に起きて朝食をとり支度をして、５時半くらいに家を出る。
そしてガラガラの電車で本を読みながら会社の最寄り駅まで行き、マクドナルドで始業時間までの時間に勉強することにしている。
マクドナルドににこだわっているのはコーヒーが他の店に比べて１２０円と安く、また７時開店の店が多く、僕が駅に着く時間にはまだやっていないからである。
ちなみに少し遅く起きて７時過ぎに駅に着いたときは、気分を変えてドトールコーヒーかベローチェに行くことにしている。
スターバックスやエクセルシオール・タリーズコーヒーとかはソファがある店舗などもあってとても快適なのだけど、コーヒーの値段が高いのが難点だ。
毎日行ってたら新入社員の寂しい懐がさらに寂しくなってしまう。
また朝食をマクドナルドで食べるようにするとさらに時間の節約にもなる。僕は少し遅く起きた日などは家で朝食をとらずに朝マックすることにしている。
その際は携帯クーポンを使うとお得。
そうして僕は始業時刻までの約２時間余りの時間を、自分の自由な時間として読書をしたり勉強をしたりしているのだ。
以上
研修中の一新入社員が何を偉そうに抜かすかと思われるかもしれない。
が、自分の行動と方法論をまとめて文章にすることで何か見えるものがあるかなと思ってやってみただけなので、気にしない。
僕が言いたかったのは「早起きって結構いいよ！」ということ。
あとマクドナルド好き。
プレミアムローストコーヒーを頼むと、基本的に砂糖とミルクの有無を聞かれる。
しかし毎日人が少ない時間に行っているために顔を覚えられたのか、最近はブラックのまま渡してくれるようになった。
店員のお姉さん気を使ってくれてありがとう。
