Firefoxに求めるもの

FirefoxChromeのようにマルチプロセス化されるらしい。
Firefoxのタブも、Chromeに似たマルチプロセス化へ − @IT
Firefoxもついに、Chromeのようなマルチプロセス化へ? | ライフハッカー[日本版]

Firefoxではいずれかのタブがクラッシュした場合、他のタブにも悪影響が出てしまう。しかしマルチプロセス構成にすることによって、他のタブへの影響が無くなり、安定性や応答性の向上が見込めるとのこと。
このシステムは既にGoogle Chromeで導入されており、Internet Explore 8でも似たようなタブの構成をとっている。つまりこのマルチプロセス化は、現在のブラウザにとっては必須の機能となる。
実装時期については2010年以降になる見込みということで、年内に体験できることは無さそうであるが、Firefoxユーザとしては、タブのクラッシュの影響が避けられるようになるのは喜ばしいことだ。


しかしである。

僕はFireFoxに安定性や応答性の向上を求めているわけではない。
IEでもChromeでもなくFirefoxを使い続ける理由は、その面白さと独自性である。


2年前ほど前だろうか。当時IE6を使っていた僕は、Firefoxのタブ機能を知り、メインのブラウザを切り替えた。
当時は、まともなタブ機能を備えたブラウザがFirefoxだけしか無かった(と記憶している)し、アドオンを追加していくという機能もFirefox特有のものだったと思う。
機能を充実させ、利便性を追及し、テーマを気に入ったものに変更して、時には役に立つのかわからないようなアドオンを入れる。
そうして新しいアドオンが追加していくことによって、自分専用ブラウザを作り上げることができた。
そういった面白さや独自性に、みんな惹かれていたような気がする。


確かに安定性や応答性の向上は必要かもしれない。
しかし、ユーザーが増えたからと言って、他のブラウザに足並みを揃える必要はないのだ。
様々な独創性がぶつかって、みんなでさらにその上の世界を目指していくことができるがITの魅力ではないだろうか。


マルチプロセス化は楽しみだ。
でも僕はもっとFirefoxで楽しみたい。

                                                                            1. +


研修の発表内容をまとめてみた。
でも時間が無くて内容スカスカ。
まとまった時間がとれたらもっとちゃんと書きたい。