マインドマップ営業術
作者:トニー・ブザン
出版社:アスペクト
発売日:2009/3/10
評価:★★
- 作者: トニー・ブザン,リチャード・イズラエル,ブザン教育協会,近田美季子,古賀祥子,田中雅子
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: 新書
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まあ希望通りではなかったけれど、営業も中々面白そうです。
何より勤務地が東京でほっとした。
書店には「営業/マーケティング」という棚があったのだが、普段その辺りの棚はスルーしがちなので、どの本にするかかなり迷ってしまった。
しかも、営業の本はどれも薄くて文の量が少ない(少なくとも僕が見たところでは)。
今度渋谷の紀伊国屋にでも行ってちゃんと見てこよう。
そんな中、唯一興味を引かれたコレを買って帰った。
マインドマップに触れたことが無かったので、良い機会だ。
内容
五感に訴えて営業する
聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚の五感全てに訴えかける営業プレゼンテーションは、きわめて強力である。
内容が良いだけでは駄目で、話が上手なだけでも駄目。
クライアントに自分を覚えてもらい、そして商品を買ってもらうためには、左脳と右脳を刺激していかないとうまくいかない。
クライアントの話を聞くときも、五感をフル活用して情報を得ることが必要。
クライアントの姿勢・ジェスチャー・視線から、何を求めているのかを観察できなければならない。
製品のエキスパートになる
現代の市場で成功を収めるのは、自分の扱う製品やサービスのエキスパートになった営業マンである。
個人的にはなるほどなと思った。
自分の持っている情報次第で、提案の内容・幅が変わってくる。
クライアントの満足を高めるためには、相手を知ることと同時に、自社の製品・強みを知っておかなければならない。
この辺りの感覚は、研修中には習得し難いかもしれない。
自社製品の勉強は、配属されてからも続けていく必要がある。
営業シュミレーション
- 「満足した顧客」という結果を頭の中に思い浮かべてから、営業を始める。
- 営業は必ず二度ずつ行う―最初は頭の中で、次に現実で。
優秀な営業スタッフが、望む結果を出すために意識している二つの秘訣。
これは営業だけに留まらず、違う場面でも使えると思う。
例えば誰かの紹介で人と会うような時も、事前に相手の情報を把握しておけば、どんな振る舞いをすればいいか、頭の中でシュミレーションできる。
合コンとかでも使えるんじゃないだろうか?