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アツイ作品。
読んでいて胸が熱くなる本は良いな。


フレーズ
・インターネット上で何かをするということは、ペンで字を書くようなものだ。いったん何かをしたら、もう、鉛筆で書いた字のように消す事はできないのだ。
・フェイスマッシュはもう動き出してしまった。もう後戻りはできない。
・タイラーは、自分たち兄弟を、バランスのとれた万能人間だと思いたかった。だが、自分に嘘をつく事はできなかった。自分たちが実は一つの事に秀でているタイプである、ということをタイラーは分かっていた。
・ザ・フェイスブックには、成功するウェブサイトの条件がすべて揃っていた。アイデアはシンプルで、魅力的な機能を備えており、しかし誰でも彼でも使える訳ではない。ファイナルクラブのオンライン版、とも言える。
・参加するネットワーク、参加してくれと頼まれるネットワークは、必ず、あらかじめどこかで接点のある誰かが既に加わっているネットワークなのだ。
・彼らは本当に楽しそうな表情をしている。ハッキングと一気飲みを繰り返し、プレッシャーのかかる状況でプログラミングの才能を披露している。
・マークは特にそうだった。正午から早朝の5時までコーディングを続け、ザ・フェイスブックに次から次へと大学を追加し、アプリケーションを追加し、ワイヤーホッグを開発していた。彼らは最高のクルーだった。
エドゥアルドは正しい場所に、正しいときにそこにいた。しかし場所は移り、時は光の早さで動いている。エドゥアルドはしがみつこうとするかもしれない。しかし、その素質がない事は既に明らかだった。
・ザ・フェイスブックは相対的に見ても、モンスターだった。自分の通り道にあるもの全てを破壊する、ゴジラだった。
エドゥアルドは大学に戻るだろう。だがマーク・ザッカーバーグは世界を相手にするために自分の居場所を見つけたのだ。
・「僕がCEOだ。ー何か言いたいことは?」


参考・関連リンク
http://d.hatena.ne.jp/pespace/20100425